2015年8月8日 6th International Conference on Computer Assisted Systems For Teaching & Learning Japanese (CASTEL/J) (パネル発表)

  • タイトル: 日本語教育・研究のためのテキスト分析システム“Co-Chu”
  • 発表者: 小森 早江子 (中部大学), 山本 裕子 (中部大学), 本間 妙 (中部大学), ラニガン マシュー (中部大学大学院)
  • 要旨:

    日本語教育・研究のためのテキスト分析システムCo-Chu の開発について紹介する。コーパスを利用した日本語研究のためのテキスト分析には、データ、分析可能なフォーマットと分析するソフトの3つが1つのシステムとして機能しなければならない。しかし、日本語教育や研究に携わる文系研究者ではこうしたシステムを自力で開発することは難しい。そこで、研究者や教師が集めたオリジナルデータを統一した形式に変換し、形態素解析にかけ、分析できるようにするシステムCo-Chu の開発を試みた。今回は、そのシステム(語彙頻度表作成、共起頻度表作成、MI スコア算出、語・句の検索など)とそれを使った研究事例について報告する。